科学未来タイムズ

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第八回 生命の進化の大きな謎

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中学生の頃教師に「ポケモンだと『ピカチュウが進化した』っていうでしょ。あれ間違いだから!正しくは『ピカチュウが変態した』だから!」と圧高めに言われたことがある。任天堂の心遣いも少しは考えて欲しい、、、もし「進化」を「変態」に変えたら、全国の健全無邪気な男子小学生が大喜びし、「おや?○○の様子が。。。」とテキストが表示される度に大爆笑、メガ進化ならぬメガ変態が流行語大賞に選ばれることになる。だからこそ任天堂さんは進化の定義をうやむやにしてくれた。

 しかし、うやむやなのはポケモンの世界の進化だけではない。人間の住むこの世界でも「進化」とは非常にうやむやで曖昧なものなのだ。

 

 「人間は猿から進化して今の姿になった」というのは、小学生でも知っている。かの有名なダーヴィンの進化論だ。すべての生き物は、突然変異を繰り返すなかで優れた遺伝子が生き残り、現在の姿にまで進化したという説。現在の常識とされているこの説だが、実は相当な矛盾を抱えている。その中のいくつかを説明しよう。

 まず、中間種の存在が見つかっていないこと。例えば、魚類が両生類に進化する途中の生き物、は虫類から鳥類に進化する途中の生き物など、古い種から新しい種に進化する段階の化石はまだ見つかっていない。進化論が正しければ、進化はゆっくりと時間をかけて行われ、まるでグラデーションのように進化が進んでいくため、中間種はたくさんいるはず。しかし、中間種の存在は未だ確認されていない。

 2つめは、長期間進化していない生物がいること。例えばシーラカンスは3億5000万年前とほとんど変わらない姿をしている。人間が700万年前までは猿人だったことを考えるとありえないほど進化していない。もし、突然変異で進化が起きるというのなら今頃シーラカンスに両足が生え、裸足で地べたを走っていてもおかしくはない。

 また、最近の研究でDNAを調べたところ人間を含む地球上に生息する生物の90%は10~20万年前にほぼ同時期に現れたことがわかった。今いる生き物たちのほとんどは10~

20万年前という短いスパンの中で急に生まれたのだ。このことは進化論では一切説明がつかない。

 

このように進化論は大きな矛盾点をいくつも抱えている。これからの発見しだいでは、将来の教科書の内容は丸々変わるかもしれない。

まあ、なんだかんだ言っても今は進化論に頼るしかないんだけども、、、

??)なんだかんだと聞かれたら

??)答えてあげるが世の情け

お、お前らは!!!

 

著:嶋貫

 

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